ビヨンセ、CFDAファッション・アワードで感動的スピーチを披露

CFDAファッション・アワードでファッション・アイコン賞を受賞したビヨンセが、その革新的なファッションのルーツ、デザイナーの重要性についてスピーチした。 (Photo by Theo Wargo/Getty Images)

「ファッションは自分のアイデンティティを見つけるためのツールなのです」

CFDAファッション・アワードでファッション・アイコン賞を受賞したビヨンセが、彼女と彼女の祖母と母親がそれぞれの夢を前進させる中で、ファッション業界がどのような意味を持ったのか、感動的なスピーチを行った。

2016年4月25日にアルバム『レモネード』をリリースした(日本盤は7月26日発売予定) ビヨンセは、祖母のアグネス・デレオンが母のティナが通っていたキリスト教の学校の学費を支払うために、神父と修道女の洋服や制服を縫う裁縫師として働いていたというエピソードを披露した。アグネスから裁縫を教わったティナは、そのスキルを使って自らのキャリアを踏み出し、デスティニーズ・チャイルドの衣装を手作りしたという。当時「4人のぽっちゃりした黒人の田舎娘たち」に、ブランドの衣装を着てほしいと願うファッションデザイナーはいなかったのだ。

Translation by Miori Aien

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