バーニング・マンに代表される、世界のワイルドな野外フェス7選

(Photograph by Andrew Jorgensen)


シンビオシス・ギャザリング(Symbiosis Gathering)

Photo:Elias Funez/Efunez@Modbee.Com/ZumaPress

開催地:
カリフォルニア州オークデール、ウッドワード・レザボアー・リージョナル・パーク

開催期間:9月22日~25日

どんなフェス?:
「より純粋で統率された」バーニング・マンと呼ばれることの多いシンビオシス・ギャザリングは、他の大規模なフェスティバルのボランティアやクルーが自分たち自身のために主催するイベントという感覚だ。完全なオーガニック食品マーケットや大規模なリサイクル・プログラムが実施され、近隣のアメリカ先住民の部族を受け入れるなど、地球環境への意識の高さがかなり強調されている。ウッドワード・レザボアー・リージョナル・パークに設備の整ったキャンプ場が設置されるため、バーニング・マンの「自然の力の中で過ごす」スタイルよりも断然快適だ。参加者も7,000人程度なので、より一層くつろげる雰囲気である。「シンビオシスは、芸術的な喜びが得られ、非常に体験しやすくリラックスしたフェスティバルだ。寛大な参加者たちに囲まれ、さらに高いレベルの観念論や社会志向性の感覚を見出すことができるだろう」と、オンライン・フェスティバル・ガイドFest300.comの創設者チップ・コンリーは述べている。このイベントでは水が重要な役割を担っている。たくさんのアートボートが浮かぶ貯水池では、参加者たちがカリフォルニアの暑さの中でダンスをした後、水浴びをしたり、涼みに来たりする。シンビオシスにはブランドやスポンサー企業、営利目的の商売の類は一切ない。その代わり、共同利用や協業、共同作業を通して行われる新しい形のマーケットが開かれ、全員が利用可能だ。

他の大規模なフェスティバルと比べると、音楽関連の活動のほとんどがあまり知られていないが、チーフ・ゴールデン・ライト・イーグルやリンクス、エマンシペーター、ルパ&ジ・エイプリル・フィッシズ、シュポングル、スターホークといった有名アーティストたちは、このフェスでキャリアをスタートさせたのだ。



公式ウェブサイト:symbiosisgathering.com

エンヴィジョン(Envision)

Photo:Andrew Jorgensen

開催地:コスタリカ、ランチョ・ラ・メルセ

開催期間:2月23日~26日

どんなフェス?:
2011年、ドミニカルののんびりとした浜辺町の小さなスペースを使い、たった500人で始まったエンヴィジョンは、徐々に規模が拡大し、現在は参加者約5,000人を擁する規模にまで成長した。自然に囲まれた立地であるため、イベントの規模は制限され、重要な環境保護の要求レベルも高い。フェスティバル会場にはプラスチック用品が一切なく、すべての参加者に対し、再利用可能な皿や容器、カトラリー、水筒などの持参が奨励されている。販売されている飲食物はすべて現地生産のオーガニックで、ワークショップでは持続型農業、先住民の地位向上や植物療法といったトピックを取り扱っている。ここ数年は、4ステージのうちの1つでアンテニーやランダム・ラブといった有名アーティストがパフォーマンスを披露してきた。参加者層は、サーファーやヨガ行者、コスタリカの地元民、参加するために近隣や遠方から来る旅行者などと見事にバラバラだ。「エンヴィジョンは、小規模で上手く考え抜かれ、自然環境とかなり一体化されているから大好きだ」と、チップ・コンリーは述べている。「トランスフォーメーショナル・フェスティバルは自然を彼らの大聖堂のように扱うものだが、エンヴィジョンは大抵のフェスよりも使い方が上手い」。



公式ウェブサイト:envisionfestival.com

Translation by Shizuka De Luca

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