「このビデオは私たちの個性と、ユニークであることがどれだけ素晴らしい才能であるかを称えているの」とアリシア・キーズは語る。
今夏にニューアルバムのリリースを控えるアリシア・キーズが、同アルバムからの初のシングルカット曲『イン・コモン』のミュージック・ビデオを発表した。ピエール・ディバッシャーが監督を手掛けたモノクロ映像のビデオで、キーズは、シンプルな撮影空間を野外パーティー会場へと変え、ラテン調のトラックで非常階段の上や警察の横断禁止のフェンス沿い、キャップを外した消火栓から飛び散る水しぶきの中でダンサーのように盛り上がる。
「このビデオは私たちの個性と、ユニークであることがどれだけ素晴らしい才能であるかを称えている。個性を生み出す魅力はその核にある。最終的には、私たちは皆一緒なの」音楽誌『The FADER』でキーズはこのように語った。キーズはまた「私たちは同じようなものを求めている。みんなが、愛や本当の自分になるための自由を求め、望む人誰もが愛され、受け入れられ、私たちの持つ小さな違いが称えられる。だから『欠点が私たちを作る』って言うのよ」とコメントしている。
キーズは5月7日(現地時間)の『サタデー・ナイト・ライヴ』にゲスト出演し、『イン・コモン』ともうひとつの新曲『Hallelujah』を披露した。両曲ともに、現時点では未発表だが2012年にリリースされたアルバム『ガール・オン・ファイア』に続く第6作目のスタジオ・アルバムのシングルカットであることが予想される。
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