レディオヘッド、新曲『バーン・ザ・ウィッチ』のダークなMVを見る

レディオヘッドが公開した、最新アルバムからのファーストシングル『バーン・ザ・ウィッチ』のダークなストップモーションMV(Photo:Getty)

レディオヘッド:最新アルバムからのシングルカットしたMVで、映画『ウィッカーマン』をストップモーション・アニメでオマージュ。

5月2日にインターネットから一時的に姿を消したレディオヘッドだったが、5月3日には公式ウェブサイトを復活させ、『バーン・ザ・ウィッチ(Burn the Witch)』のミュージック・ビデオを公開した。同曲は5月8日(英国時間)にリリースされた1通算9枚目のアルバムからのファーストシングルになって いる。4月30日には、レディオヘッドから英国のファンに、謎めいたチラシが郵便されるという出来事もあった。

実はこの『バーン・ザ・ ウィッチ』というフレーズは、2003年のアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』のアートワークに使われている。『バーン・ザ・ウィッチ』の存在は、バンドのツアーで何度も明らかにされ、またトム・ヨークが2007年に公式オフィシャルサイト上に同曲のものと思われる歌詞を投稿していたものの、これまでに曲のフルバージョンが披露されることはなかった。

同曲は公式発表通り、5月3日(英国時間)よりデジタル配信されている。またレディオヘッドのフェイスブックとツイッターのプロフィール写真とカバー写真も、新しく更新された。

出だしの「暗がりに立って/絞首刑に歓声を上げる/これぞ低空飛行のパニックアタックだ」など、トム・ヨーク2007年に投稿していた歌詞が曲の中で登場している。オーケストラ調でダークな『バーン・ザ・ウィッチ』は、前作『ザ・キング・オブ・リムス』から大きな路線変更を果たした一曲となっている。

Translation by Miori Aien

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE