『パープル・レイン』にまつわるクレイジーな10の逸話

Photo by Kevin Mazur/WireImage for NPG Records 2013



2. ガールズ&ボーイズ
この本では、どのようにしてウェンディとリサ(2人は当時つきあっていた)がプリンスの側近かつ親友になったのかを詳述している(彼女らはかつて、プリンスの優しい面のキャラを"スティーヴ"と呼んでいた)。リサは、ウェンディの双子の姉、スザンナ・メルヴォワン(『ビューティフル・ワン』の元となっているとされる人物だ)とプリンスとの長きにわたる恋愛関係のきっかけについて、次のように明かしている。「とにかく私たち全員がお互いに愛し合っていたの。それでプリンスは私に、"ウェンディを愛することはできない。だってキミとつきあっているんだろ。競い合うことなんてできないよ"とか言っていた。そうしたらスザンナが登場したの。双子よ。プリンスはこう思った。"ウェンディと一緒だし、こっちならあいているし!"」




3. ポップ・ライフ
『パープル・レイン』時代のプリンスのターンテーブルには、ゲイリー・ニューマン、ロキシー・ミュージック、カルチャー・クラブといったブリティッシュ・ニュー・ウェイブやMTV系のお気に入りが載せられていた。




4. ダンス・オン 
アルバート・マグノーリの話によると、彼が映画『パープル・レイン』の監督の仕事を得たのは、プリンスとレヴォリューションのステージ映像に、インターカットを多用して映画の登場人物を次々に紹介するという、映画のオープニングを提案したからだという。「オープニングの楽曲で登場人物を紹介することで、会話の必要性を最低限にすることができるということを本能的に思いついたんだ」とマグノーリは語っている。インスピレーションの元は、マイケル・コルレオーネのおいと名付け子の洗礼式のシーンに、ニューヨークのライバル・マフィアのボス殺害シーンをインターカットするという、映画『ゴッドファーザー』の終盤の天才的な編集だ。


5. ビューティフル・ナイト
プリンスは『パープル・レイン』の脚本にもかかわっているが(そして演技レッスンも受けていた)、シーナ・イーストン、ジル・ジョーンズ、ザ・タイムらを含むミュージシャンとの録音スタジオでのセッションでもリーダーシップを取っていた。スザンナ・メルヴォワンは朝の4時にプリンスからの電話で起こされたと振り返っている。「僕は今、ヒット曲を作っているところだが、キミは何をしているんだ?」。彼女が「寝ているんだけど」と答えると、彼は「不正解」と言って電話を切ったのだった(彼女はすぐに着替えてスタジオに向かった)

Translation by Kuniaki Takahashi

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