グレイトフル・デッドのトリビュート・アルバム『デイ・オブ・ザ・デッド』収録曲の一部が公開

ザ・ウォー・オン・ドラッグスやコートニー・バーネット、ザ・ナショナル、ブルース・ホーンズビー、フォスフォレッセントが歌う、ユニークなグレイトフル・デッドのカヴァーを聴こう。(Photo by Douglas Mason/Getty Images)

トリビュート・アルバム『デイ・オブ・ザ・デッド』収録曲の第一陣は、ブルース・ホーンズビーとフォスフォレッセント&ジェニー・ルイスなど。



2016年5月、ザ・ナショナルのアーロン・デスナー、ブライス・デスナーが監督した全59曲の大規模なトリビュート・アルバム『デイ・オブ・ザ・デッド』により、グレイトフル・デッドの音楽が称賛される。3月24日、多くのスターが参加して作られたこのアルバムから5曲が公開された。公開された5曲の内訳は、ザ・ウォー・オン・ドラッグスによるデッドの大ヒット曲『タッチ・オブ・グレイ』のカヴァーやコートニー・バーネットによる『ニュー・スピードウェイ・ブギ』、フォスフォレッセント、ジェニー・ルイス&フレンズによる『Sugaree』、デッドとの活動経験豊富なブルース・ホーンズビーとデヤーモンド・エジソンによる『ブラック・マディ・リヴァー』、ナショナル自身によるライヴの定番曲『モーニング・デュウ』のカヴァーだ。

参加したアーティストは皆、独自のスタイルでデッドの楽曲を披露している。例えば、ウォー・オン・ドラッグスによる『タッチ・オブ・グレイ』では、モトリック・ビートやトム・ペティ寄りのバンドの傾向が強められている一方、バーネットはアルバム『ワーキングマンズ・デッド』の陽気な楽曲を解体して思いのままに歌っている。



Translation by Shizuka De Luca

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