U2のエッジが語る、「理想」を形にした初のシグネチャーモデル誕生秘話

U2のエッジが語る、シグネチャーモデルのストラトキャスターとデラックスアンプの誕生秘話(Photo by Larry Marano/Getty Images)


ーあなたがブリッジ側のピックアップを使用するケースは少ないように思うのですが、いかがでしょか?

基本的にはそうだね。でも『ブラディ・サンデー』や『グロリア』ではブリッジ側のピックアップを使っているよ。『焔』のツアーの頃からミドル・ピックアップのサウンドにハマり始めてね。初めてミドル・ピックアップを使ったのは、リハーサルで『プライド』を演奏した時だった。アルバムのレコーディングではまったく使ってなかったんだけど、その時に試してみたらすごくしっくりきたんだ。

何かの番組で『プライド』をプレイした時に、同席してたダニエル・ラノワ(『焔』のプロデューサー)は音の良さに驚いてた。「お前の音、アルバムよりもずっといいじゃないか!どんなマジックを使ったんだ?』なんて話してたよ(笑)プロデューサーという立場からしてみれば、ライブでの音が音源よりも良いっていうのは癪だろうからね。彼には悪いけど、確かにそっちの方が良かったんだ。もっと早く気づいてれば良かったんだけどね(笑)



ー万が一メインのギターに不具合が起きてもこのギターで対処できると話していましたが、実際にこのギターとアンプを手にしたファンは、簡単にあなたのサウンドを再現できるのでしょうか?

曲によるね。『約束の地』や『バッド』でのクラシックなストラトのサウンドは、ヴォックスのアンプを通しているんだ。でも『ヴァーティゴ』のようなタフでヘヴィな曲では、テレキャスターの音が映えるような、フェンダーっぽい特徴のアンプを使っている。今回作ったアンプは豊かなウェイト感とミッドレンジを特徴とした、そういう音を得意としているんだ。

Translation by Masaaki Yoshida

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