デヴィッド・ボウイのファッションは世界をどう変えたか

Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images


後年、アリアスはデザイナーのティエリー・ミュグレーとともに、パリでボウイと妻のイマンと食事をしたことがある。「そのとき、私は完璧に女性の服装をしていた。ボウイはこう言い続けていた。"僕が初めて君に会ったときも、こんな服装だったらよかったのに!"って。彼はいつも好奇心が旺盛で、とてもオープンな心の持ち主だった」。



デザイナーのジャン=ポール・ゴルチエはボウイの様々なファッションにインスピレーションを受けている。彼から影響を受けた最も新しいものは2013年に発表したコレクション『ロックスターズ』である。このコレクションの中にネットを使い、星を散りばめたキャットスーツがある。


Jean Paul Gaultier Spring Summer 2013 (Photo by Nathalie Lagneau/Catwalking/Getty Images)

ゴルチエは2013年の雑誌『Out』誌のインタビューで、ボウイを初めて見たのは1978年のアルバム『ロウ』と『英雄夢語り』のツアーだったと語る。ボウイはこのツアーで白色のネオン一色でセットを作り観客を驚かせた。「非常に個性的だった。それまでそんなことをした人は誰もいなかった。コンサートが始まると彼はマレーネ・ディートリッヒのような姿で現れた。でも身につけているのは丈の短い白いキャプテンジャケットに帽子だった。明らかに彼が演じているのはキャプテンではなく、男性を演じているマレーネ・ディートリッヒだった」。

Translation by Yoko Nagasaka

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