ジョージ・マーティンのプロデュースアルバム人気ベスト10

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ジョージ・マーティンが手掛けたザ・ビートルズ作品は何位に入ったのか?



3月8日、ジョージ・マーティンは90歳でこの世を去った。彼のキャリアは非常に長かったが、その遺産の多くは彼が手掛けたビートルズ作品にあり、60年代を通してこの伝説的なバンドが自分たちのサウンドを形成する過程に大きな影響を与えた。さらにマーティンは、チープ・トリックやアメリカ、ジェフ・ベックと共に素晴らしい作品を生み出し、リック・ルービンなどの次世代のプロデューサーたちにも影響を与えてきた。そこで本誌は、マーティンがプロデューサーとして手掛けた作品のランキングを作るため読者投票を実施した。結果は以下の通り。





10位 アメリカ『ハート』(1975年)


哀愁漂うフォークでキャッチーなアルバム『ハート』は、70年代のFMロックを完璧に象徴する作品だ。このアルバムから名曲『金色の髪の少女』が生まれ、マーティンの影響力とシンプルなポップソングの才能が、70年代という新しい時代とビートルズ作品以外においても発揮された。





9位 ザ・ビートルズ『ラヴ』(2006年)



ビートルズの音楽がシルク・ドゥ・ソレイユのショー『ラヴ』の楽曲として提供され、バンドの名曲のリミックスとリメイクを収めたこのサウンドトラックは、マーティンと息子のジャイルズが共同プロデュースを務めた。『ラヴ』はプロデューサーとしてマーティンが手掛けた最後の作品でもある。


Translation by Shizuka De Luca

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