有名バンドの知られざる「ひどい」オリジナルネームランキング 

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13位 ザ・ヤング・アボリジニ―ズ / The Young Aborigines



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最終的な名前:ビースティ・ボーイズ / Beastie Boys



ビースティ・ボーイズが女性の性差別的な歌を発表する(そしてそれについて謝罪する)以前、ティーンエイジャーのマイケル・ダイヤモンドとアダム・ヤウクは、異文化を盗用したヤング・アボリジニ―ズという名のハードコア・グループを結成した。「俺たちの音楽はある意味、原始的でなければならないと考えて、バンド名をヤング・アボリジニ―ズにしたんだ」ベースのジェレミー・シャターンはこう説明した。「俺はインスピレーションを得るために、オーストラリア原住民の音楽の記録まで買ったよ」 だが、シャターンがある夏、しばらくニューヨークを離れている間に、メンバーはこの名前をビースティ・ボーイズに変更した。マイク・Dことマイク・ダイヤモンドは新しいバンド名について「思いつく限りで最もバカげた名前」と述べた。そこまでではないと思うが。





12位 ウィキッド・レスター / Wicked Lester

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最終的な名前:キッス / Kiss



ジーン・シモンズとポール・スタンレーはキッスを結成する2年前、どちらかと言えばありふれたニューヨークのロック・バンドで演奏していた。バンド名は全くありふれていない、というか実にバカげた、ウィキッド・レスターだ。「ドゥービー・ブラザーズのような、3パートのハーモニーが特徴のサウンドだった」シモンズは自伝『Kiss and Make-Up』でこう回顧している。「それにバンドにはギターが足りなかったんだ」シモンズとスタンレーはより個性的でハードな音楽を求め、グループを脱退。新たなバンドのドラマーを探していた2人はローリングストーン誌に広告を出していたピーター・クリスと出会う。彼はかつてリップスと呼ばれているバンドに在籍していたことに触れ、これにインスパイアされたスタンレーがキッスという名前を提案した。「冗談じゃない」クリスは文句を言った。「ひどく女々しい名前じゃないか」クリスが望む通りには物事は進まず、その後も度々そういうことが起こったが、彼はなんとか折り合いをつけるようになっていった。クリスは自伝『Makeup to Breakup』で「上手いキスは上手いセックスを生み出す」と述べている。「キッスはセクシャルでクールなんだ」それに、ウィキッド・レスターよりはるかに良い名前だ。





11位 スクリーミング・アブダブス / Screaming Abdabs

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最終的な名前:ピンク・フロイド / Pink Floyd



"スクリーミング・アブダブス"(ハブダブスともいう)は、不可解な疾患に使われた昔懐かしいイギリスのスラングで、アメリカのスラング、"ヒービージービーズ"(極度の緊張からくるイライラ・ビクビク感)に似た意味を持つ。振戦せん妄症と関連があるとも言われている。また、初期のピンク・フロイドの不可解で間の抜けた名前でもある。この言葉の用例としては、"ロンドン・ポリテクニックの建築学科の生徒であったロジャー・ウォーターズ、ニック・メイスンとリチャード・ライトは、シグマ6というバンドを結成、後にスクリーミング・アブダブスとなる"、"ピンク・フロイドに1秒たりともいたくなかったウォーターズは、メンバーとしてこれ以上過ごすことに、"スクリーミング・アブダブス”の症状を示した"などがある。


Translation by Aki Urushihara

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