有名バンドの知られざる「ひどい」オリジナルネームランキング 

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22位 オン・ア・フライデー / On a Friday



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最終的な名前:レディオヘッド / Radiohead

オックスフォード郊外にあるアビンドン・スクールでレディオヘッドのメンバー5人は出会った。彼らは毎週金曜日の放課後にリハーサルをしていたことから、オン・ア・フライデーというバンド名を思いつく。まるでこの名前が活動を週1度に制限してしまったかのように、ギグは滅多に行われなかった。しかし90年代に入ると、オックスフォード界隈でレギュラーとなり、後にレディオヘッドがリリースする『ユー』、『シンキング・アバウト・ユー』、そして『プルーヴ・ユアセルフ』が入ったデモ・テープを製作する。ヒットには至らなかったが、これがEMIレコードの目に留まり、契約を交わすこととなる。EMIはバンド名を変えるよう要望。彼らはトーキング・ヘッズの熱烈なファンだったことから、86年にリリースした極めて難解な一曲『レディオ・ヘッド』から名前を取った。





21位 ザ・オベリスク / The Obelisk

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最終的な名前:ザ・キュアー / The Cure

ザ・キュアーのような血色の悪いゴスが、男性の象徴のようなモニュメントを自分たちの名前に使うとは考えにくいが、70年代前半、当時中学生だった彼らがバンドを結成し、つけた名前がまさにそれだ。ボサボサ頭にアライグマの目をしたロバート・スミスは、オベリスクでは後方でピアノを担当していたが、後にフロントマンとなり、グループの名前を象徴する存在となる。その後、何度かメンバーの変更があり、マリスやイージー・キュアーといったバンド名を経て(後者はヒッピーのようだとスミスは考えた)、最終的にザ・キュアーに落ち着いた。その名にふさわしく、報われない恋で落ち込んだ人々を彼らが癒してくれるだろう。






20位 スマイル / Smile



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最終的な名前:クイーン / Queen

印象が薄く、穏やかで忘れられやすい"スマイル"は、後にクイーンと名乗るギターのブライアン・メイとドラムスのロジャー・テイラーが持つ音楽のパワーとは、およそかけ離れた名前だ。マーク・ホドキンソン著書の『Queen: The Early Years』によると、ヴォーカル兼ベースのティム・スタッフェルが、大学のプロジェクトの一環で"スマイル"と呼ばれるグループのコンセプトを採り入れ、グラフィックス・キャンペーンを立ち上げたことに由来する。スタッフェルがバンドを脱退すると、メイとテイラーは新たにグループを結成し、これに加わったヴォーカルのフレディー・マーキュリーがクイーンと命名した。「クイーンのコンセプトは、風格と威厳だ」彼はかつて、雑誌『サーカス』のインタビューでこう答えた。「人を惹きつける魅力は俺たちの大切な一部だし、ダンディでありたいと思っている。それでいて、世間をあっと言わせる型破りな存在でいたいのさ」


Translation by Aki Urushihara

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