ウィーザーのリヴァースが語る、90年代回帰と出会い系アプリを活用した曲作りとは

ウィーザーの最新アルバム『ウィーザー(ホワイト・アルバム)』についてクオモが語る。 (Photo by Kevin Winter/Getty Images for iHeartMedia)





バンドは1990年代の精神を取り戻したため、シングル『ドゥ・ユー・ワナ・ゲット・ハイ?』でのギターソロは、アルバム『ピンカートン』収録の名曲『ピンク・トライアングル』のソロとほとんど同じように聴こえるほどだ。「実を言うと、あれはただのライヴ音源なんだ」とクオモは述べる。「わざとしたわけではないよ。俺たちは同じ町の同じようなスタジオで同じ楽器を弾く同一人物だからね。自分たちが似たようなものを作っても不思議ではないよ」。

ウィーザーはアルバムのPRのために、現在バンド復活の道を歩んでいるパニック!アット・ザ・ディスコと共にサマー・アリーナ・ツアーを今夏実施する。ウィーザーは各公演のセットリストに新曲とたくさんの名曲を盛り込む予定だ。バンドは1994年の大ヒット・シングル『バディ・ホリー』をこれまでに1000回近く演奏してきたが、クオモはこの曲に飽きたことはないと話す。「ひとりで部屋にいる時に『バディ・ホリー』を演奏したりはしない」と彼は述べる。「ライヴのセットリストの最後まで来て、観客全員が興奮しながら『バディ・ホリー』を聴きたがっている時に、この曲を演奏して観客のリアクションを見るのがものすごく楽しいんだ」。

バンドは非常に長い期間活動してきたので、あとたったの3年でロックの殿堂入りの資格を得ることになる。授賞式は、現在ザ・レンタルズと共にツアーやレコーディング活動を行うマット・シャープと再会する貴重な機会となるだろうが、クオモはそのことについてまったく考えたことがないという。「そういう場面は本当に一度も考えたことがなかったし、自分自身をロックンロールだと認識したこともなかった」と彼は述べる。「子供の頃はメタルにのめり込んでいて、ロックンロールはどこか古臭いと思っていた。メタリカやスレイヤー、イングヴェイ・マルムスティーンに夢中になっていたけれど、ロックンロールって何みたいな。例えば、チャック・ベリーとかそういう類の音楽。侮辱するつもりはないけどね」。

では、ウィーザーをロック・バンドと呼ぶのは正しくないのだろうか?「うーん、ロックか。それは完全に違う」と彼は言う。「でもロックの殿堂についての話だったら、そうなるかな」。



リヴァース・クオモが高校3年生の時に出された人生設計を立てるという課題についての話。



クオモは60歳になるまでウィーザーを続け、その後は引退して「他のことをやってみたい」と考えている。「高校3年生の時に出された課題のひとつに人生設計を立てるというものがあった」と彼は振り返る。「40歳までにロックスターになり、それからクラシック音楽の作曲家そして小説家になりたいと俺は言った。映画『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』のモードみたいに60歳で自殺する予定だと話したら、心理学の先生が「その年齢になったら、考えが変わるかもしれないよ」と言った」。実際どうなのか?「うん、変わったよ。



米ローリングストーン誌1256号(2016年3月10日発売)より






ウィーザーの最新アルバム「ホワイト・アルバム」は、2016年4月1日発売予定。
また、サマーソニック2016へも出演予定。詳しくは、こちら

Translation by Shizuka De Luca

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