3年ぶりの新作は、ボビー・ギレスピーいわく「さまざまな感情が入ったアルバムにしたかった」とか。ゴスペルタッチのロックンロールで幕を開けながら、エレクトロニックなサウンドで味つけした曲が並ぶのが印象的だ。全体的に切ないメロディが耳に残り、そのメランコリックなムードとエモーショナルなバンドサウンドのコントラストが奥行きを与えている。スカイ・フェレイラやハイムなど女性シンガーがゲスト参加。混沌としたエネルギーに満ちた前作に比べると、アートワークの雰囲気そのままにポップでロマンティックとさえいえるかも。

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