ビートルズ『ディア・プルーデンス』誕生秘話:プルーデンス本人が語るインド瞑想合宿

プルーデンス・ファロー(左端)―1968年3月ビートルズ、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーらと共に―は、ビートルズとの交流を回想記『Dear Prudence: The Story Behind the Song』に綴った。(写真提供:ハルトン・アーカイブ)


ーなぜマハリシに会わなければならないと思ったのですか?

この瞑想法を広めたのが彼だったからです。この方法を本当に説明できるのは発信者である彼だけでした。マハリシの下で学びたいと思うようになってから2年も経っていたので、実際に会えた時に自分がどのような反応をするのか全く分かりませんでした。その時私が感じたのは、この上ない平穏と静寂でした。瞑想の時にもそのような感覚はありましたが、それを遥かに超える素晴らしい瞬間でした。私は地面に泣き崩れました。

ービートルズもインドに行くことになっていたことは知っていましたか?彼らはあなたとミアが到着した少し後にリシケーシュの合宿所に着きました。

知っていました。私はずっとインドに行こうとしていました。ミアが私に電話をくれて、自分も行きたいけれどビートルズも行くようだと言いました。ビートルズは1967年の夏に瞑想を始めていました。ビートルズの発信力はすごかったので、グル、インド、マントラといった言葉や考え方はたちまちメディアに乗るようになりました。ニュースにもなりました。自分のことで精いっぱいだった私は、周りで起きていることに気をとられることはありませんでした。

ー合宿所でのビートルズとの交流はどのようなものでしたか?特に現地に長く滞在していたジョンとジョージとはいかがでしたか?

彼らのことは好きでした。様々な点で私と考え方が同じでした。ビートルズは、当時人々が経験していたこととほとんど同じことを経験し、普通の人たちと同じことを言っていました。地に足がついていました。本にも書きましたが、マハリシはビートルズが静かに過ごせるよう、専用の食堂を準備しようとしましたが、彼らは「みんなと一緒に居たいし、同じように扱ってほしい」と言っていました。

Translation by Cho Satoko

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