デヴィッド・ボウイ過激な発言7選

『ステイション・トゥ・ステイション』が発売されたのは今から40年前。キャメロン・クロウが1975年に行ったデヴィッド・ボウイのインタビューから過激な発言を厳選、当時を振り返る。 (Photo: Michael Ochs Archives/Getty)

1975年、ボウイは自分を「いかしたヒトラー」だと言い、支離滅裂な暴言を炸裂した。

2016年1月23日で、デヴィッド・ボウイが1976年に発表した傑作アルバム『ステイション・トゥ・ステイション』の発売から40周年を迎えた。

ロサンゼルスで昼夜逆転してレコーディングされたこの実験的なアルバムは、ボウイの凄まじい進化を感じる作品だ。セッション開始当時、ラジオではシングル『ヤング・アメリカン』や『フェイム』がひっきりなしに流れていたが、この頃、ボウイはクラフトワークのようなドイツの電子音楽に傾倒しており、さらに、重度のコカイン中毒であった。後に、当時は人生最悪の時で、ほとんど覚えていないと語っているほどだ。しかし、紆余曲折を経て完成させた『ステイション・トゥ・ステイション』は、40年の歳月を経てもなお色褪せない、冒険的かつ革新的なアルバムとなった。

ボウイは当時、あまりインタビューを受けていない。しかし、キャメロン・クロウは数日間にわたり彼に密着、『ステイション・トゥ・ステイション』のレコーディング、イギー・ポップのアルバムのプロデュース、ロン・ウッドとの交流、そしてありとあらゆる話題についての痛烈な暴言を取材した。

今、この記事を読むと、自分がコカインをやっているような感覚に襲われるだろう。
当時の記事から7つの過激な発言を厳選して紹介する。

Translation by Naoko Nozawa

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