デヴィッド・ボウイ過激な発言7選

『ステイション・トゥ・ステイション』が発売されたのは今から40年前。キャメロン・クロウが1975年に行ったデヴィッド・ボウイのインタビューから過激な発言を厳選、当時を振り返る。 (Photo: Michael Ochs Archives/Getty)


1:「ファスト・ドラッグ」が好き
LSDにもハマらなかった。3~4回やってカラフルな幻想が見えたけど、僕のイマジネーションの方がずっと上だった。大麻にハマったことは一度もないよ。ハシシはちょっとやったけど、大麻はないね。この10年くらい、ドラッグは僕の生活の一部だったと言ってもいい。でも、重要ってわけじゃない。 たまにヘロインなんかに浮気することもあるけど、ほんの怖いもの見たさだよ。僕が好きなのはファスト・ドラッグ。僕をスローにさせるものは嫌いなんだ。

2:僕は「ひどくいいヒトラー」になれた
僕もジギーが好きだよ。昼も夜もあのキャラクターになりきるのはすごい簡単だった。僕はジギー・スターダストになった。デヴィッド・ボウイは影も形もなくなった。みんなが僕を救世主に祭り上げた。特に初めてのアメリカツアーではね。僕は幻想の中で完全に自分を見失い途方に暮れた。そして、イギリスではヒトラーでいられた。難しいことじゃなかった。ただ、ライヴがだんだん手の施しようもないくらい悲惨になっていって、新聞までもが「これはロックじゃない。ひどいヒトラーだ! 何としても止めさせなければ!」って書き立てた。うん、彼らは正しかった。あれはひどいもんだった。
でもさ、実際、僕はひどくいいヒトラーだったんじゃないかな。すぐれた独裁者になれると思うんだ。
とてつもなくエキセントリックで底抜けに危ないね。

3:ザ・スパイダーズ・フロム・マーズには「飽きた」
予定より長く続けすぎたんだ。それで、正直飽きてきちゃって。あの手のバンドとやっていくのには限界がある。ああいううるさい音楽はもうやりたくなかった。耳が痛くてかなわない。それに、あんまり面白くなくなったしね。バンドがなくなって、ミック・ロンソンは気の毒に、完全に天職を失ってしまった。ソロのキャリアが失敗してから下降の一途だ。がっかりしたよ。ミックならすごいことができたはずなのに。どうしちまったんだろう。何年もまともに話してないな。変わっちまったかな。

Translation by Naoko Nozawa

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