ブランク・レンジ:注目のナッシュビル発革新バンド

ナッシュビルのこと:
「ナッシュビルの本当に良いところは、ミュージシャンを応援してくれている人たちだ」とチルダーズ。「他の町はそうじゃないと言うわけじゃないけど、ナッシュビルのミュージシャンはみんな本当に上手い。(他のバンドと)比較されれば頑張って一番になろうとするから、いい意味で競争に溢れてる。それだけじゃなくてアイデアを交換し合えるのも魅力だ」

「ナッシュビルでは聞く側がとても熱心だ。新しい音楽も、あまりよく知られていないような古いものも、みんなよくチェックしてる。レコード店界隈の人たちの貢献が大きいよ。コミュニティの意識がすごく高い。」と、グスタフソンが付け加えた。

友人や旅行者にはクリエイティヴなシーン以外にも彼らが普段過ごしている街の様子を見て欲しいそうだ『ストーン・フォックス』(訳注:レストラン/ナイトクラブ)やレコード店などの地元の店や、ナッシュビル東部のシェルビー・パークなど、外にも出かけてほしいと言う。「僕のおススメはホットチキン(訳注:ナッシュビルのご当地フライドチキン)。特にプリンセスの店(『Prince’s Hot Chicken Shack』)のを食べてほしい」とチルダーズ。

ブランク・レンジを聴く:
初めてリリースしたカセット録音の「Scrapin’」には、架空のパンクバンドでルー・リードとマック・デマルコが出しそうながなり声や、巧みでキャッチ―なリフ、圧倒的なパーカッションがたっぷり詰め込まれている。3分以下の曲にそれらの要素が全て収められていることが不思議だ。

Translation by Satoko Cho

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