注目の「3Dライブ・パフォーマンス」市場とは:ホイットニー・ヒューストン等スター復活の流行を探る

2016年に、ホイットニー・ヒューストンのホログラム・バージョンによるツアーが行われる。アルキ・デヴィッド率いるホログラムUSA社のおかげだ。 (Photo by Peter Bischoff/Getty Images)

ホログラム技術のおかげで、亡くなって久しいポップスターたちが再びステージに立つかもしれない。
だが、ファンはこれを歓迎するだろうか?

アルキ・デヴィッドには未来が見えている。過去とそっくりの未来だ。47歳のデヴィッドは、ホログラムUSA社のオーナーだ。亡くなったスーパースターたちの3D映像による「ライブ」パフォーマンスで、市場を独占しようとしている。
ホログラムUSA社は昨年、ホイットニー・ヒューストン、並びにコメディアンのレッド・フォックス、アンディ・カウフマンの遺産管理団体と契約を結び、2016年に公演とツアーを開催すると発表した。同社は、パッツィー・クライン、バディ・ホリーを「復活」させる権利も所有している。

デヴィッドの構想では、すべてが可能だ。レッド・ツェッペリンはジョン・ボーナムと再びツアーをすることもできれば、世界中のコンサート会場をその数に関わらず一斉に熱狂させることが出来る。「でも、これはあまりにも簡単だ」と、デヴィッドは語る。「アインシュタインが複数の学校に同時に出現して、彼の法則に関して見解を示すところを想像してみたらどうだろう」

ホログラム技術は、2012年のコーチェラ・フェスティバルで2パックが「パフォーマンス」した際に脚光を浴び、大勢の人々に認知された。そして2014年、ビルボード・ミュージック・アワードでマイケル・ジャクソンのホログラムが、未発表の楽曲を「パフォーマンス」してから、一層その認知が加速したのである。

Translation by Sayaka Honma

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