1995年:いずれ血に染まる
Photo: Wenn
衝撃的な手段:マンソンは学生時代ポケットナイフで腕を切る自傷行為を命がけで行っていたが、そんな行為は胸に割れたビール瓶を突き刺したサンフランシスコでの宿命的なコンサートとは比べ物にならなかった。彼は自伝で「皮膚を超えて体の反対側に達するまで瓶を引いた」と回想している。
結果:マンソン本人の話によると、「自分の胴体という格子細工の中で最も深く大きな傷の一つ」になった。
1995年:罪深い煙
Photo: Patti Ouderkirk/WireImage
衝撃的な手段:1995年、ハイ・タイムズ誌のインタヴュー後、マンソンはもう1つの事実を付け加えるため、インタヴュワーに電話して言った、「俺たちが人骨の煙を吸った時のことを話し忘れたよ」と。さらに彼はニューオーリンズで墓を掘り起こしたこと、そこでは「イチゴみたいな骨を拾う」ことができることを自慢げに話した。それからホテルの部屋で友人たちにその骨を見せた。「俺たちは彼らに骨を切り刻んでパイプに入れ吸ってみろと説得した」と彼は話した。「俺たちも吸った」。
結果:「最悪だったよ」と彼は話した。「燃えた髪の毛みたいなにおいで、ひどい頭痛がして目が赤くなったんだ」。彼はそれからTic Tacを吸うべきだとある人を説得した。
1998年:商品陳列の苦労
衝撃的な手段:女のエイリアンのような体でヌードになったマンソンをジャケットにした『メカニカル・アニマルズ』は発売の1か月前からKマートやウォルマート、ターゲットなどの小売事業者を困らせた。このうち前者2社は漠然と不適切な内容があるとして販売を拒否した一方、ターゲットの代表は明確にヌードであることを引き合いに出し、「私たちは家族向け店舗だから」と1998年MTVに語った。
結果:このアルバムは現在これらの3社すべてのオンラインストアで購入可能だが、ターゲットではエクスプリシット・バージョンがクリーン・バージョンよりずっと安くなっている。
1998年:「スピン」コントロール
Photo: Kevin Mazur/Getty
衝撃的な手段:スピン誌の編集者クレイグ・マークスがニューヨークのライヴの楽屋でマンソンに会った時に、マンソンは約束されていた表紙から外されたため彼の家族を脅迫したといわれている。MTVによるとこの編集者は「お前を殺すことができる、お前の家族を殺すことも、お前の知っているすべての人間を殺すこともできる」とマンソンに怒鳴られ、マンソンのボディーガード2人に胸と首を壁に押し付けられたと主張したらしい。
結果:MTVの報道によると、この出来事はスピン誌の「未熟なビジネス行為」について「会話」をしていただけだとマンソンは説明した。マークスはマンソンに対し2400万ドルを請求する訴訟を起こし、マンソンは名誉棄損で逆提訴した。