2010年代ベスト洋画ランキング トップ20

Photo: (Andrew Cooper/The Weinstein Company; Martin Scali/Fox Searchlight)

『6才のボクが、大人になるまで。』『グランド・ブダペスト・ホテル』『ソーシャル・ネットワーク』を破った作品は?

2015年は、『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ジュラシック・ワールド』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』そして、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』など多くの大作が公開された。すでに半分が過ぎた2010年代におけるベスト映画とは何だろうか? 
米ローリングストーン誌読者にお気に入り作品を選んでもらった。これがその結果だ。

※本ランキングは2014年4月に集計したものであるため、上記作品は公開前につき対象外。

20位『ダークナイト ライジング』(2012)
クリストファー・ノーラン監督にとって、素晴らしい傑作だった2008年の『ダークナイト』に続く作品を作り上げることは、至難の業だったろう。しかし、アン・ハサウェイ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、そしてトム・ハーディの協力を得て、彼は『バットマン』3部作を極めて満足度の高い手法で完結してみせた。
全世界興行収入:10億8443万9099ドル
ロッテン・トマト満足度:88%
アカデミー賞受賞数:0

19位『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)

一部の人はほぼ3時間に渡る尺の長さに辟易し、またある人たちは常軌を逸した過度の描写に眉をひそめたーーしかし、多くの映画ファンたちにとってこれは、『グッドフェローズ』や『カジノ』に匹敵するほど繰り返し見たくなる、極めて痛快なマーティン・スコセッシ映画だった。
全世界興行収入:3億9200万694ドル
ロッテン・トマト満足度:77%
アカデミー賞受賞数:0

Translation by Sayaka Honma

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