アデル ロングインタヴュー番外編 17つのこぼれ話

アデル曰く「『25』というアルバムは、私がどんな形であれ今まで愛してきたすべての人たちに歩み寄り、自分が間違っていたこともあったと認めているのよ」 (Photo by Kevin Mazur/Getty Images for iHeartRadio)


『25』から最終的にカットされた曲のうちの1つ「Why Do You Love Me」は、結局ボーナスとラックとして収録された。

「ただ自分が共感できるからという理由だけで、曲を入れたくないの」とアデルは語る。「それに "’Why Do You Love Me”は誰も親近感をもたないと思った。友人や私と一緒に働いている人たちから推測してね。私はすごく気に入ったんだけれど、他のみんなはいつ聞かせても“ふーん”って感じだった」

みんなもっと普通に自分と会話してほしい、と彼女は望んでいる。

私と話そうとする人たちはいないのよ」とアデルは語る。「もしくは、私が"あら、最近どうしてた?"と聞くと話し始めて、それから途中で"なんて、こんなのあなたの生活と比べたら全然面白くないわよね"とか言い出すの。でも、私はみんながどうしているか聞きたいのよ。それに、そういったことは私が書けないことなの。分かるでしょう? 他の人たちの人生よ。私が書いてみたいと興味を持っていること。いつも自分自身のことを書くよりもね。

アデルから打診があったにも関わらず、『25』のために彼女と曲を書く機会を逃し、失望していたフィル・コリンズ。彼女はコリンズにまったく不満はない。

「彼と会ったの。とてもいい人だった」と彼女は語る。「彼は素晴らしい才能の持ち主よ。でも、私が彼とロンドンで会ったのは、あまりにも早すぎるタイミングだったの。アルバム制作に着手するよりもずっと前だったのよ。ある曲が私の頭の中にあって、彼にその複製を渡したか、コーラス部分か何かを渡したけれど、その後自分ですべてに自信がなくなったの。"あぁ、私まだ準備ができてないわ"って。彼は私をヌルヌルしてつかめない魚だと言ったわ(笑)。私が彼と一緒に仕事するまいと決心したと、彼は受け取ったんだと思う。でも実のところ、私は曲を書きたくなかったのよ。それだけよ、あの時点では。別に悪意があったわけではないわ。少なくとも私の方は」

Translation by Sayaka Honma

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