迫る米大統領選、候補者たちのマリファナ吸引歴は?


カーリー・フィオリーナ 元ヒューレット・パッカードCEO(共和党)
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「私は癌を患ったときに、医者から『医療用マリファナに興味はあるか?』と聞かれたことを覚えている。私は興味がなかった」
──2015年のCPAC


共和党の第2回討論会で、フィオリーナは大麻をほかの薬物への入り口となるドラッグであり、死につながることもあると非難。一方で、修正第10条を支持するとした。
「私はポール上院議員と同じ意見で、州の権利を尊重する。だが私たちは、マリファナはビールを飲むようなものだと言うことで、若年層を誤った方向に導いている。今日の子供たちが吸っているマリファナはジェブ・ブッシュが40年前に吸っていたものとは違う」と指摘。そのうえで、薬物依存のせいで義理の娘が亡くなったことを明かした。
「私はコロラド州の権利を尊重する。同州はその権限のなかで大麻を合法化して新しいことを試みている。それを全米が注意深く見守ってほしいと思う」と、フィオリーナは15年5月にアイオワ州のデモイン・レジスター紙に語っている。「私が大統領になったら、州民が大麻の合法化を支持したコロラドに対して連邦法を強制することはしない」
 

Translation by Nao Nakamura

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