迫る米大統領選、候補者たちのマリファナ吸引歴は?

バーニー・サンダース上院議員(民主党)

Photo by Joshua Lott/Getty Images

「マリファナを2度吸ったことがあるが、私には効かなかったみたいだ」
   ──2015年6月、ヤフーニュースのインタビュー

サンダースは9月、大麻は自分には合わなかったが、「多くの人々が好んでいるものだ」と語り、各州での合法化への道を連邦政府は助けることができるとした。
「コロラド州の住民投票によってマリファナ合法化を決めたのなら、連邦政府ができることは規制を取り除くことだ」と、サンダースは述べた。連邦政府はまだ大麻を違法薬物に指定しているため、コロラドでの大麻ビジネスの売上金を銀行に預けることは規制されている。「だから私は、合法化へ向かう各州が容易にその道を進めるよう、連邦政府にできることはあると思う」と、サンダースは語った。
彼は連邦政府が具体的に何をできるかまでには言及しなかったが、銀行預かり入れに関する規制について発言したのはこれで2度目だ。


ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(共和党)

 Photographer: Max Whittaker/Pool via Bloomberg

「私は40年前にマリファナを吸った。ほかにも吸った人はいるだろうし、それを2500万人の面前で言いたくもないだろう。私が今、その過去を公言したことを、私の母親は喜んでいないはずだ」
 ──2015年9月、CNN主催の共和党討論会

ブッシュはこの日、大麻合法化の問題は各州に任せておくべきだとの見解を語った。「コロラドで起きていることは、州が決定したことだ」彼は15年2月の保守政治活動集会(CPAC)でも、マリファナの合法化は「よくない考えだが、各州が権限を持っている」と述べている。
 

Translation by Nao Nakamura

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