ローリングストーン誌読者が選ぶ「ロマンティック・コメディ映画」ベスト10

Photo by ©Columbia Pictures/Everett Collection


6位 『50回目のファースト・キス』

『ウェディング・シンガー』から6年後、アダム・サンドラーとドリュー・バリモアはこの作品で再共演を果たした。この作品でドリュー・バリモアが演じたのは自動車事故で記憶障害になってしまった女性である。毎朝、彼女が起きると前日の記憶は完全に消えている。これはアダム・サンドラーには彼女を誘う上で若干厄介な状況を生み出している。ありとあらゆる、めちゃくちゃなハプニングが起きるが、最終的に思いがけないことから彼は彼女との関係を軌道に乗せるのに成功する。批評は芳しくなかったが1億9600万ドルの興行収益を記録した。2014年、2人は『子連れじゃダメかしら?』で再び顔を合わせたが、サンドラー&バリモアの共演マジックはついに枯渇してしまったようだ。


5位『セイ・エニシング』


1960年代の終わりにジェネシスで登場して以来、ピーター・ガブリエルは多くの偉業を成し遂げてきた。しかしある年代の人にとってはその偉業はすべて、1989年のキャメロン・クロウの映画『セイ・エニシング』のある一瞬に要約される。映画のラスト近く、ジョン・キューザックがアイオン・スカイの部屋の窓の外に立ち、ラジカセを高く掲げてピーター・ガブリエルの「イン・ユア・アイズ」をかけ、彼女への愛をはっきりと示すシーンだ。ジョン・キューザックは怠け者の青年でアイオン・スカイは卒業生総代と、2人の人生は異なる方向へと進んでいるが、2人は互いから離れられないかのようだ。「イン・ユア・アイズ」のこのシーンにたくさんのティーンの女の子たちは涙し、彼女たちが持っていたこの映画のVHSのテープは摩耗してしまうほどだった。さらに数年後、ジョン・キューザックはピーター・ガブリエルのコンサートでこのシーンを再現することまでしている。


4位 『ラブ・アクチュアリー』


大抵のロマンティック・コメディは1組のカップルに焦点を当て、野心的な作品であれば2組の関係性に取り組もうと努力する。2003年の『ラブ・アクチュアリー』は2時間9分で1ダースほどのカップルの関係を徹底的に描くことに全力で立ち向かってみせた。多くの脚本家にとっては手に余ることだが、監督のリチャード・カーティスは『ノッティングヒルの恋人』『フォー・ウェディング』『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本を書いた男であり、これらの経験から、彼はこのようなプロジェクトを舵取りする能力を持つ、ほぼ唯一無二の存在になったのだ。物語の設定はクリスマスの直前で、恋人たちは喧嘩をし、破局し、そして真実の愛を見つける。キャストも豪華であり、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、コリン・ファースからローワン・アトキンソンまで、全員が主役を演じている

Translation by Yoko Nagasaka

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