ガンズ・アンド・ローゼズのクレイジーな瞬間50選(前編):1985年〜1989年


1986年4月5日:二日酔いのアクセル・ローズ、ウィスキーでのライヴ前にスティーヴン・アドラーを殴る
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Photo by Jack Lue/Michael Ochs Archives/Getty Images

ソファーで眠っていたアクセルは、スティーヴン・アドラーに腹を立てた。ガラス瓶を片づけていただけか、アクセルを起こそうと瓶で殴りかかろうとしたかは定かではない。アクセルはコーヒーテーブルを投げ飛ばし、スティーヴンを消火器に押し付け、続けて頭を何発も殴った。1時間後にはふたりの仲は元通りになっていた。


1986年5月13日: アクセル、セロニアス・モンスターとバトル
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Photo by Jack Lue/Michael Ochs Archives/Getty Images

ラジズでのライヴで、最前列にいたボブ・フォレスト(LAシーンの雄、セロニアス・モンスターのリード・ヴォーカル)の恋人が、アクセルの顔にビールを何度も吹いた。アクセルは彼女を怒鳴りつけ、マイクスタンドで追いやった。フォレストはアクセルにドラムスタンドを投げつけて応戦した。ガンズ・アンド・ローゼズとセロニアス・モンスターは、その年のハロウィーンにUCLAで行われるレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライヴで前座を務めることになっていたため、関係を修復する必要があった。時は流れ、現在は薬物依存症のカウンセラーをしているフォレストは、テレビ番組『セレブリティ・リハブ・ウィズ・ドクター・ドリュー』の第2シーズンで、依存症と戦うアドラーをサポートした。


1986年7月31日:アクセル、(また)遅刻する
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Photo by Marc S Canter/Michael Ochs Archives/Getty Images

バンドは、ヴォーカル抜きでティンバーズ・ボールルームのライヴを始めた。開始時刻を勘違いしたアクセルが1曲目「エニシング・ゴーズ」のエンディングまで現れなかったからだ。バンドは歌なしのギターソロでつなぐことを余儀なくされた。

Translation by Naoko Nozawa

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