フィラデルフィアで育ち、現在は日本に移住して活動するシンガー・ソングライター、ダニエル・クオン。ポール・マッカートニーのソロデビュー作を連想させるジャケットの新作は、マッカートニー直系ともいえるクオンのメロディメイカーとしての才能とマッドなポップセンスが詰まっている。人の声やまな板を叩く包丁など、日常のノイズを織り交ぜて緻密にデザインされたサウンド。でも、音数をミニマムに絞っているので風通しは良く、そこに美しいメロディがふわりと舞う。洗練されているようで、筋金入りの屈折を感じさせるアルバムだ。

RollingStoneJapan編集部

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