クリッシーベイビー・フォーエヴァー

 ガールズを脱退してソロの道を選んだクリストファー・オウエンス。今年6月にネットで配信された新作が、CDとしてリリースされた。今回はすべての楽器を演奏していて、女性シンガーのハンナ・ハントがヴォーカルで参加。どの曲も天性のポップセンスが発揮され、影響を受けたアリエル・ピンクに通じるローファイ・ポップなサウンドではあるけれど、優雅で風通しがいい。とりわけメロディの美しさに磨きがかかり、歌声は繊細だけどグラマラス。独特の色気を感じさせながらも、歌に対する誠実でナイーヴな想いに満ちている。

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