UKロックシーンを掻き回してきたリバティーンズが、2010年に再結成して初となる11年ぶりの新作を完成。過去2作をプロデュースしたミック・ジョーンズに替わって、ポップ界の売れっ子、ジェイク・ゴズリングを迎えてタイで録音という意表を突いたレコーディングには、新鮮な気分で新作に向き合いたいという想いがバンドにあったのかもしれない。本作には、荒削りでふてぶてしく、それでいてメランコリックな純度120%のリバティーンズ節が詰まっている。まるでクラッシュの復活かと思わせるほどパンクの息吹もたっぷり。

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