ザ・ストロークスのアルバート・ハモンド・ジュニアは、自身3枚目のソロアルバム『モメンタリー・マスターズ』にバンドの特徴ともなっている明快なメロディと激しく揺れ動くギターを詰め込んだ。シンガー兼作詞家としてのハモンドは、時に心おおらかに、時にまごついた雰囲気さえ見せ、彼自身の魅力がその曲をも魅力的にしている。アンダーワールドの曲からタイトルを拝借した「ボーン・スリッピー」では、ハモンドが時の流れについてかわいらしく考察していく。彼はやっぱり、いつでもストロークスなのだ。

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