70年代に2枚の素晴らしいソロアルバムを発表。80年代以降はソングライターとして数多くのヒット曲を手がけたNY出身のシンガー・ソングライター、エリック・カズから41年振りのソロアルバムが届けられた。全曲をカズが書いているが、1曲だけかつて共演盤を発表したクレイグ・フラーと共作しているのがファンには嬉しいところ。ピアノの弾き語りを中心に、ゴスペルのフィーリングを滲ませながら力強いメロディが静かに立ち上がる。深みを増した歌声に年輪を感じさせるが、その誠実な歌心は今も変わらない。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE