ビニース・ザ・スキン

アイスランド出身ながらデビューアルバムが全米チャート初登場6位に輝いて大きな注目を集めた5人組バンド。2作目となる本作は、アイスランドとLAを行き来しながらレコーディングされた。息が合った男女ヴォーカルが歌う、フォーキーで親しみやすいメロディ。リヴァーブを効かせたギターサウンドは80年代のUKネオサイケに通じるものがあって、ひんやりとした音色のなかにエモーショナルな情熱を宿している。そこにパワフルなドラムが加わった高揚感溢れるバンドサウンドは、アイスランドの原風景が浮かび上がるようなスケールの大きさがある。