ルーツ・ミュージックをオルタナティヴに消化して、哀愁漂う“デザート・ロック(砂漠のロック)”を奏でるアリゾナのバンド、キャレキシコ。メキシコで曲を書き、地元トゥーソンでレコーディングされた新作は、ニーコ・ケイス、サム・ビーム(アイアン&ワイン)、ベン・ブリッドウェル(バンド・オブ・ホーセス)ら多彩なゲストを迎えてコラボレート。それぞれの曲がカラフルに作り込まれていて、メキシコ仕込みのマリアッチ風味がアクセントになっている。これまで以上に華やかだが、滋味豊かな音楽性とロードムーヴィのような叙情性は本作でも健在だ。

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