ガールズのチェット“JR”ホワイトに見出された才能、トバイアス・ジェッソ・Jrのデビュー作。恋人にフラれ、交通事故を起こし、母親は癌と診断され……そんなどん底のなかで書いた曲を憧れのチェットに送ったところ、すぐに返事が来てつき合いが始まったとか。本作にはブラック・キーズやハイムのメンバーが参加。ピアノの弾き語りをドラムやストリングス、ホーンが淡く彩るシンプルなアレンジで、美しいメロディやナイーヴな歌声の存在感が際立っている。70年代のシンガー・ソングライターを思わせる温もりに満ちた歌は、アデルも絶賛するほど魅力的だ。

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