グレアムといえば、USインディ譲りのノイジーで乱暴なギターがトレードマーク。だが、この3年ぶりのソロ作で挑戦したのは、なんとブリティッシュ・トラッドだ。円熟味さえ感じさせる美しいアコギの音色に、朴訥とした切ないメロディ。決して派手さはないが、リスナーを引き込んで最後まで一気に聴かせる。ブラーの再結成も楽しみだが、ソロとしても脂ののっている彼の現在を、お聴き逃しなく。

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