エイミー・ワインハウスをプロデュース、60年代ポップ・ソウルの味つけを施した楽曲などで一躍有名になったマーク・ロンソン。本作では70年代や80年代のファンクへと移行し、豪華ゲストを起用。スティーヴィー・ワンダーはセッション・ギタリストのカルロス・アロマやティーニー・ホッジスとともに見事なハーモニカ演奏を披露し、カニエ・ウェストを手がけるジェフ・バスカーは小説家マイケル・シェイボンによるヴァースをロックする。その魔法は、細部にあるようだ。あのプリンスに対しても、ひとつやふたつ、秘訣を伝授できるかもしれない。

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