シネマ〜タイツと渡り歩いてきた奇才、一色 進を中心にした3人組、ジャック達。アルバムとしては8年ぶりとなる本作は、カーネーションの大田 譲がベースに入り、遊佐春菜(壊れかけのテープレコーダーズ)などがゲストで参加。豪快にギターが掻き鳴らされるなか、ブリティッシュな屈折を独自に消化したマニアックなポップ・センスは健在だ。なかでも17分を越える大作「One fairy tale of JOYTIME KINGTIME song」では、バンドの引き出しを次から次へと開いて壮大なロックンロール絵巻を繰り広げたりと、大人の遊園地みたいな楽しさ満載。

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