キティー・デイジー&ルイス ザ・サード

UKの三姉弟バンドによる3作目。レインコーツのイングリッド・ウェイスを母に持つ三人だが、本作ではママの“パンク同窓生”、クラッシュのミック・ジョーンズがプロデュースを担当。R&B、ロカビリー、スカなど、ロックンロールのルーツを吸収したヴィンテージ感溢れるサウンドは健在だが、初めてプロデューサーを迎えたこと、そして、録音が8トラックから16トラックになったことでサウンドのバラエティとクオリティは一段とアップ。ルーツ音楽という“古着”を粋に着こなすスマートさにも磨きがかかって、21世紀のモッズ的格好良さ満載。

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