レッド・ツェッペリンIV 2014リマスター/デラックス・エディション

レッド・ツェッペリンの4枚目は今もってなお、彼らの得意技をふんだんに披露した点で名盤だ。華やかなアコースティックに、へヴィなブルースに、意味深な詩に、粗野な雄叫び、それらが等しく詰まっている。そしてこのリイシュー盤は、ジミー・ペイジの監修のもと、そんなアルバムの奥深さに光を当てている。デラックス・エディションでは、各曲の未発表ヴァージョンも聴くことができる。とりわけ印象に残るのが、一段とダークな「天国への階段」や陶酔のインストゥルメンタル版「限りなき戦い」。今回ばかりは“きらめくものは黄金なり”と言えそうだ。

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