フレッシュ・アンド・マシーン

ボブ・ディランやU2など数々の大物たちの作品を手掛けてきたプロデューサー、ダニエル・ラノワ。ソロ名義としては6年ぶりとなる新作は、オウテカやマトモスといったテクノ系のアーティストに刺激を受け、生楽器と電子音を巧みに織り交ぜて作り上げたインスト・アルバムだ。繊細にミックスされた音響空間が強烈なビートなノイズによって掻き乱されたかと思うと、穏やかで美しいひと時が訪れたりと、ラノワの名を一躍有名にしたブライアン・イーノとの共演作を彷彿させるアンビエントなサウンドで、ラノワの熟練された音作りの技が堪能できる。

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