6年ぶりとなる5作目。かつて超絶技巧のギターでテンションの高いファンクを繰り出していた彼も、次第に“歌”の持つ訴求力、叙情性を掘り下げる作風にシフトしてきた。プロデュースはエリカ・バドゥなどを手掛けたカリエム・リギンス。力みの抜けたオーガニックなサウンドには、たおやかな美しさとしなやかなソウルが溢れている。これぞ洗練された大人のためのポップ・ミュージックだ。

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