THE SHOW MUST GO ON

筋肉少女帯、4年4カ月ぶりの新譜。卓越した演奏、そして斜めから切り込んでくる皮肉で本気でオカルトな大槻ケンヂの歌詞が、心の痒いところに届いてくる。例えば、愛おしい人を亡くし、霊媒師に集まる人々のことを歌った「霊媒少女キャリー」。ただ、最後の歌詞で、深い人間愛を感じドキリとする。エディット・ピアフのカヴァー「愛の賛歌」、輪廻転生を歌った「ニルヴァナ」も同様に愛を感じる歌だ。歌のタイトルだけ見てるとカオスだが、その根底に人間愛が流れている大槻のセンスと知性が快感。その快感に些かの毒と哀愁があるのも凄い。

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