スウェーデンが生んだゴシック・エレクトロニック・デュオ、ナイフの片割れであるカレン・アンダーソンによるソロ・プロジェクト。ナイフの作品と比べると、ギターやコンガなどが導入されたオーガニックな音作りだが、退廃的でデカダンな世界観には微塵も揺るぎがない。スウェーデンの凍てつく冬の夜を彷彿とさせるような、張り詰めた緊張感と深い孤独を湛えたカレンの歌声も非常に魅力的だ。

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