ラップは相変わらず不在だが、眉つばもののメタル・フックは全開。現在ラジオでOAされているデュード・ロック(ハードだけれどもMTVウケするロック)を彷彿させる、ダーティかつキャッチーな曲がいくつか収録されている。問題は、パパ・ローチがラジオを揺るがすようなせめぎ合いから頭ひとつ抜けられないこと。この時点で、このバンドのアイデンティティを記憶にとどめるのは難しい。

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