『アメリカン・アイドル』から7年、クリス・ドートリーと彼のバンドはグランジ寄りから、よりニュアンスを大事にした音楽を作るようになった。アコースティック楽器とシンセのバランス、骨太な声を和らげる柔らかな高音。“ブブン”と鳴るベースのフックが、「バトルシップス」での男女の戦いを明らかにする。本作のサウンドはU2とラスカル・フラッツを結びつけ、「ワイルド・ハート」ではそこにスプリングティーンの姿勢が加わる。ロック度の高い1枚。

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