スウェーデン人プロデューサー、アクセル・ウィルナーのハウス・ビートと美しいアンビエンスのコンビネーションは、えてしてBGMに落ち着いてしまう傾向にあった。だが、彼の4作目は今までよりもダークだが、それ以上に重要なことがある。よりラフで、これまでの滑らか過ぎた音楽に、新しい趣向や粗削りなエッジをうまく組み込んでいるのだ。まるで移動する列車の中から地平線を見ているかのようなサウンドスケープが広がる。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE