トム・ヨークばりの幽玄な雰囲気をまとった声なのに、歌詞の内容は核についてだったり、花火の無邪気な情景と戦火の惨状を対比させ、しかも別々の曲に分けて「下から見上げる花火、上から見下ろす花火」「上から見下ろす火花、下から見上げる花火」と連続して聴かせたりとか、淡々としているようでいて超攻撃的。美しくも破壊的なミニアルバムで、この決して居心地がいいとは言えない異様な佇まいがクセになる。

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