ブラック・キーズのダン・オーバックのプロデュースによる本作。遊牧民トゥアレグ族のエレクトリック・ブルースの伝統(同じくサハラ居留民のバンドで、この地方の伝統音楽を広めた先駆者でもあるティナリウェンも参照)をルーツに持つギタリスト、オマラ“ボンビーノ”モクタルの魅力が凝縮されている。そのギター・スタイルは、粋で雄大で旋律が美しく、どっぷりと催眠術にかかるように心地よく耳に流れてくる。

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