このスコットランド人バンドは、憂うつなインディ・ロックと誇り高きブリット・フォークの間で曲作りをしている。4作目スタジオ・アルバムはインディ・ロック特有の空気感ではなく、豪華なプロダクションになっている。クリス・マーティンも容認するかもしれないスコット・ハチソンのテクスチャーを背景にした“何もかも最悪”といった歌詞は、実に皮肉が効いているが、その目線は大きなステージに向けられているのだ。

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