セイント・ディンフナ

Rolling Stone Japan 編集部 ｜2008/08/10 00:00

クラウト・ロック、トライバル・ビート、サイケデリック、現代音楽、さまざまな音楽が渾然一体となったエクスペリメンタル･ミュージック。それでいて、奇妙なポップ感もある。NYアンダーグラウンド・シーンの注目株、3年ぶりの新作は不思議な中毒性を持つ。ダンスもあれば、ノイズもある。浮遊感あるギターやシンセもあれば、鋭いラップも、トランシーな女性ヴォーカルもある。一瞬先に何が飛び出すかわからないカオスの塊。アニコレやバトルズに続く、NYシーンの“刺激”を体現する一枚。

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