今は亡きラテン・ミュージックのアイコンのこの5枚組コンピレーションは、1955年から1960年頃までの彼の黄金時代のLP4枚を慎重にまとめ、そこにアウトテイクやその前時代の楽曲も数曲収録。『ナイト・ビート』と『リヴォルヴィング・バンドスタンド』では、ラテン・ジャズが飛躍的に進化しているのがわかる。しかし、本当の意味での彼らの妙技が収録されているのは『キューバン・カーニヴァル』と画期的な『ダンス・マニア』だ。

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